がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

2016-11-01から1ヶ月間の記事一覧

鯛焼(復)

俳句ひとつ。〈鯛焼を重ねて笑う子どもたち〉 (季語は鯛焼(冬)食べ物で遊んではいけません! という警句など、実際に遊んでる人からすれば些細なものです)

吹き倒されし(復)

俳句ひとつ。〈粉雪に吹き倒されし大樹あり〉 (季語は粉雪(冬、たぶん))

吸い込まれ(復)

俳句ひとつ。〈コンビニに吸い込まれをり秋袷〉 (季語は秋袷(あきあわせ、季節は秋)。どことなく伝統色をたたえる上着が蛍光灯の下に潜っていきます。)

引きずる服(復)

俳句ひとつ。〈向日葵を引きずる服に色香あり〉 (季語は向日葵(夏)。振り返って見た服には花粉とかついてたりして。)

響き(復)

俳句ひとつ。〈関空の響きを感ず屋台酒〉 (季語は屋台酒(冬、たぶん)。キーンという音がどこか遠くから聞こえてきそうな、暖簾をかけた小さなお店。関係ないですが、スティーヴン・キングの『夜がはじまるとき』を読みまして、恐怖と「どうなっちゃうんだ…

投票所(復)

俳句ひとつ。〈流星が横切つてゆく投票所〉 (季語は流星(秋))

笑顔で(復)

俳句ひとつ。〈酔漢に笑顔で向かひ慈善鍋〉 (季語は慈善鍋(冬、鍋を吊るしてその中に献金を願う募金活動)。目の前の相手がどんな人でも活動の素地が変わらないのは基本ですね?)

停止するのみ(復)

俳句ひとつ。〈Wi-Fiは停止するのみ秋の風〉 (季語は秋の風(たぶん)。風が吹いて物事がすたれる寂しい季節の時ですが、こういう事象は死なないで止まるのみだと思います。あと関係ないですが、鈴木小波さんの『ホクサイと飯さえあれば』をゲット。面白い…