がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

2011-11-01から1ヶ月間の記事一覧

仁木英之『僕僕先生』新潮文庫、2009

:僕僕先生かわいい! 王弁ダサーい! から始まる(別に始まりません)中国唐代を舞台にしたファンタジーノベル第一弾。ちなみに第五弾まで既に刊行されているので、一気読みにも最適。文庫本だと第三弾まで発売されています。 この本の概要を文章で表すとす…

仁木英之『僕僕先生』

風と雨のせいで、死にそうな日々です。温かいものが食べたい……

フランツ・カフカ『変身』新潮文庫、1952

:ある朝、気がかりな夢から覚めたグレーゴル・ザムザは自分が巨大な一匹の虫になっていることを発見した。そうした文章からはじまる、変身したグレーゴルの虫としての日々。 カフカ自身によって『不完全』と言われたこの小説は、僅か百ページ前後のものであ…

フランツ・カフカ『変身』

なんか最近頓に寒くなってきたので、風邪とか引かないか心配な日常です。しかし一ヶ月ぐらい前の風邪が未だ治っていないことにさりげない危機感。こじらせないと良いのですけれど。

多久弘一『中国怪談奇談集』里文出版、2002 その二

【お爺さん、二人の孫を刺し殺す】 :タイトルだけですべてを語ってしまっていますが、化物に騙されたおじいさんが今度は奴らをぶっ殺してやろうとあれこれ策謀しているうちに、なんとお孫さんを殺してしまった話。というかそれくらい気づけなかったんでしょ…

多久弘一『中国怪談奇談集』後半(復)

ということで、後半戦になります。やや間を空けてみましたが、こういう形式だとどうなるか現在試行錯誤中です。うーん。

多久弘一『中国怪談奇談集』里文出版、2002 その一

:たまには趣向を変えてアジアから攻めようと、中国産の怪談集です。長くても十ページに満たない掌編サイズの怪談が多いので、湿っぽい話が多いにも関わらず読者に与えてくれるのはサクサク感です。また単語にカーテンやブッ叩くなどの語彙がチョイスされて…

多久弘一『中国怪談奇談集』前半

いよいよ十一月になりましたが、時間が流れる早さに驚きつつも感想を書く日々です。というか寒くなりましたね……