がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

2011-12-01から1ヶ月間の記事一覧

舞城王太郎『NECK』講談社文庫、2010

続きです。今回は『the original』を。 【the original】:山中、首まで埋められた三人を飲み込む、焼け付くような夏の一日。 ねじり込まれるような中編でした。 舞台の原案として書かれた脚本&絵コンテを用いた作品。 アクションと会話主体なので、序盤は…

舞城王太郎『NECK』その二(復)

今年、終わっちゃうんだ………… あ、来年も宜しくお願い致します。ぺこり。

舞城王太郎『NECK』講談社文庫、2010

『ディスコ探偵水曜日』や『九十九十九』、『スクールアタック・シンドローム』などで常にこちらの度肝を抜いてくれる舞城王太郎ですが(チョイスには露骨な意図が含まれています)、今回は『首』を素材として、それを用いた短篇集を出してくれました。でも…

舞城王太郎『NECK』その一(復)

ゆ、ゆきがふってきて、積もる…………

トルーマン・カポーティ『冷血』新潮文庫、2006

:一九五九年、アメリカのカンザス州で起きた一家惨殺事件、それを取材し、まとめた本。 ばっさりと書いてしまうとこれくらいの文章しか残りませんが、カポーティは『徹底的』な取材の上で、この惨殺事件を描いています。殺された一家がどんな人たちだったの…

カポーティ『冷血』(復)

PCが壊れたと思ってたり、壊れてなかったり、直したと思ったらややこしくなったりと、平穏でないPCライフ。

アーヴィング・ストーン『炎の生涯 ファン・ゴッホ物語』フジ出版社、1975

:オランダ、ある牧師の息子で当初は画商であったけれど、次に牧師になろうとし、失敗し、画家になり、絵を描きはじめて貧困と苦悩の境目で常に呻吟し続けた男の話。名前はフィンセント・ファン・ゴッホ(この名前はドイツ語読みで、オランダ語読みではヴィ…

アーヴィング・ストーン『炎の生涯 ファン・ゴッホ物語』

気温が、一桁、か…………