がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

2014-01-01から1年間の記事一覧

艦これSSを投稿したりしました(復)

ということでおおよそ一月ぶりとなりますが、艦これのSSを作りましたのでサッサッとアップロードしました。リンクはこちらからどうぞ。 『恋もよう、ところによりスイーティ』 最近は読んでいるだけだと死ぬ病に罹ってきたようなのでせっせと作品作りに取り…

オリジナルSSを投稿しました!

SS

ということで、最近ミニミニ展示会などがあったわけですが、そこに掌作品集を投稿することができまして、今回はその小説をGalleryにアップロードしました……というか美術展なのによく小説受け付けてくれたな リンクはこちらからー。 掌の欠片たち 願わくば、…

築地俊彦(illustration/NOCO)『特装版 艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します! 3』ファミ通文庫、2014

【イントロダクション】 南へ、南へ。 少女たちは駆けていく。 そこに何があろうとも。何が待ち構えていようとも。 南へ、南へ。 リンガと名のつく泊地へと。 植物茂り太陽注ぐ南方へと、陽炎たちは向かう。【あらすじ】 大規模作戦は集結し、不知火は呉へと…

築地俊彦(illustration/NOCO)『艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します! 2』ファミ通文庫、2014

【イントロダクション】 艦娘たちによる決死の作戦から数ヶ月。陽炎たちはいつものように厳しく、いつものように楽しく訓練に勤しんでいた。 いつからか、鎮守府に見慣れない顔が増えていく――横須賀鎮守府に呼び寄せられた艦娘たち。新しく始まる、大規模な…

流れる手紙のように

SS

とある場所でミニミニな展示会が開催されるはこびとなりましたが、その際「復路鵜さんもちょい書いてよー」という事で、オリジナル短編を書いてはっつけてきました。 本日はそちらの短編をサイトにUPしました! ちょっと二ヶ月くらい間が空いてますが、そ、…

{艦これ}鉄食

SS

twitter企画で書いたものを推敲したり加工してUPりました。 なにげに展開とか細かい描写とか変わってるのでお得だと思いますよご老公! がらくた内のリンクはこちらになります。 鉄食 pixivにも投稿しました。良ければ御覧ください。 今週はSSをUPしたので、…

築地俊彦(illustration/NOCO)『艦隊これくしょん -艦これ- 陽炎、抜錨します!』ファミ通文庫、2013

【前振り】 ブラウザゲーム『艦これ』と言えば、現在では知っている人がそれなりにいるのではと思います。多くのプレイユーザーを備えたこのゲーム、正式名称の『艦隊これくしょん』は、昨年スタートした旧海軍艦艇らをモチーフとした艦隊育成シミュレーショ…

平山夢明『暗くて静かでロックな娘(チャンネー)』集英社、2012

全五回予定の最終回です。 ついにここまで来ました……!次は短篇集か長編か、どちらにしましょうか。短編の方が区切りやすいので書くのに良いですが、長編も手をつけないと積まれるのですね。 『おばけの子』 :半年の物語だ。千春の周囲にはサエコとアキオが…

平山夢明『暗くて静かでロックな娘(チャンネー)』集英社、2012

全五回予定の第四回です。 粛々と感想を進めましょう。粛々。 『人形の家』 :《俺》はパチンコをすると天カスになる男。だいたいお金がなくて、仕事はしていない。自分で仕事を探すと思いながら二年経っている。いつものように天カスで全部お金をなくしてパ…

うまれかわる

twitter企画で投稿したものを大幅に修正した作品をUPしました。 当時の投稿時とくらべて二倍増量とお得ですよ奥さん! リンクはこちらになります。 うまれかわる pixivでも投稿しましたので、宜しければそちらもご覧ください。 ここ最近は凄まじい頻度で投…

平山夢明『暗くて静かでロックな娘(チャンネー)』集英社、2012

全五回予定の第三回です。こちらの日記についてなのですが、ゲームの感想関係で飛んでくる人も多いようなので、またテキストゲームやフリーゲームの感想を書いた方が良いのでしょうか……! でもパッと思った時に参照しにくいので、若干書きにくいのです。どう…

平山夢明『暗くて静かでロックな娘(チャンネー)』集英社、2012

全五回予定の第二回です。 SSの合間に感想とか書くとけっこうはかどるのですウフフ。脳みその使ってる部位が違うのかも知れません。 『兄弟船』 :市三は不幸だった。狭苦しくて息が詰まりそうな世界、誰にも助けてもらえない世界、自分の真上に煉瓦が一万…

【艦これ】未来を、貴方に、我らに

SS

久しぶりに、割とハイペースな感じでSSを投稿できました。 この感じを維持したいと思うんですが、多分ムリかも……! ひとまずリンクをはっつけましょう。未来を、貴方に、我らに(上)未来を、貴方に、我らに(中)未来を、貴方に、我らに(下)さりげなく1…

平山夢明『暗くて静かでロックな娘(チャンネー)』集英社、2012

なんとなく原点に戻った感じで、今回から平山夢明に入りました。 久しいのですヤッフー! 全五回の掲載予定です。『日本人じゃねえなら』 :どこへ行ってもお前は日本人なのかと尋ねられる日本人が一人、ある街に流れ着いた。酒を飲む店で出会ったじゅちーむ…

キム・ジュンヒョク(波田野節子/吉原育子)『楽器たちの図書館』CUON、2011

全八作のうちの七〜八作目の感想です。今回が最終回となります。ここまで見てくださった方、ありがとうございます! 『無方向バス』【出だしと二番目の文章、そして最後の二つの文章は、キム・ソジンの短編『美しかったベンドク』から引用した】 :かつて母…

キム・ジュンヒョク(波田野節子/吉原育子)『楽器たちの図書館』CUON、2011

全八作のうちの五〜六作目の感想です。残り一回の予定です。 『ガラスの盾』 :もうすぐ二十七歳になるが就職できていない男二人は、ほとんどイタズラ半分に入社試験を受けていた。二人はどんな状況でも共に面接を受け、面接をバカにするようにマジックショ…

キム・ジュンヒョク『楽器たちの図書館』CUON、その二(復)

■[小説]キム・ジュンヒョク(波田野節子/吉原育子)『楽器たちの図書館』CUON、2011全八作のうちの三〜四作目の感想です。 残り二回の予定です。 『ビニール狂時代』 :DJ研究学院に通う僕は、来週に控えた修了フェスティバルのためにDJコアラとア…

キム・ジュンヒョク(波田野節子/吉原育子)『楽器たちの図書館』CUON、2011

今回はやや音調を変えまして、アジアに飛んでみました。白い装丁がフシギですが、中身は色彩豊かです。 全部で八作品の短篇集です。二作ずつに分けて感想を書きたいと思います。 『自動ピアノ』 :各地を周って演奏をするピアニストの僕は、ある時ピート・ジ…

平山夢明『あむんぜん』レンザブロー(復)

いつのまにやら2014年です。あけましておめでとうございます。 今年も皆様方に大いなる福が訪れますように。 と言った所で本年もよろしくお願いします、そしてサイトの更新を増やしたい所存です……! 作品は集英社web小説、【みごろし】の短編から。 サイ…