がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

感想レス(K)

 今回CLANNADでやりたかった内容は、酒を呑んでぐだぐだー、というものでした。
 つまり、普段私がやってることです(爆)
 で、予想できたことではありましたが、ぐだぐだを読める内容にするのは非常に困難(汗
 指摘されたとおり、短編でもう少し凝集されたものにすれば良かったかも知れません。
 私が短編に出した方は中編に広げられた内容なので、こんぺとして言えば戦略ミス、になるのでしょうね。




>Foolisさん (4点)
>それぞれのキャラのほのぼのとした雰囲気がよかったです。
>途中のシリアスな会話がよりそれを引き立てていますね。
>いい感じでした。



ありがとうございますー。
今回はレベルが高かったので、もう一つ何かが必要だったんだなー、と思いました(笑




>奏鳴さん (3点)
> 短編部門で出すような話を中編部門で出した作品。
> それが第一印象で、再度読み直してもその印象は覆りませんでした。
> 椋の台詞と朋也の心理描写が妙に饒舌で、それもまたあまり良い印象を受けませんでした。
> 嫌いな作品でも、苦手な作品でもないのですが、高い得点にする根拠が私には見付からず、こういう得点に。



奏鳴さんのおっしゃる通りですね。
ただ、椋の台詞と朋也の心理描写は自分が一番書きたかったものなので、もう少し受け容れられるような工夫があったのかも知れません。




>峰生ゆたかさん (4点)
> 悪くはないんだけど、20k越すために代わる代わる登場人物を出したというか、なんか座りが悪い。
> もう少しアクセントとなるものが欲しかった。



それは、実は狙い通りでした(笑)。
ぐだぐだーっとしたSSが書きたかったんです。
ただ、据わりを良くするとか、アクセントとなるものを入れるとか、そういった工夫は出来たのだろうと思います。
その辺はもっと磨いていきたいなぁと。




>しんかさん (3点)
>オチが甘いっ! それから、朋也が父親って感覚じゃないっ。近くの友達に父親になるヤツなったやつがいたら、そいつから話を聴いてみてください。ちょっと私的にこのSSは無しでした。
>ンなわけで、私が読む限りでは結構粗が見つかるSS。ほのぼのしてたり、幻想世界の話をラストにオーバーラップさせるのはなかなか面白かったです。



そうなんです。私は、朋也が父親としては(渚がいないと)駄目なヤツと思ってしまっています。
それで、SSでも彼の扱いは、いつもこんな感じになっています(ちなみに私が短編で出したSSは、朋也が汐を虐待する話)。椋辺りにそこを突っつかれてますが。
ある意味では、彼のことが嫌いなのかも知れません(ぉぃ
オチは甘かったかー。オチを綺麗に決めよう、というのは毎回意識していることなので、闘志が湧きました。次回こそしんかさんを満足させてみせます!




>KATUOさん (2点)
>結局何が言いたかったんだ……?



ぐだぐだーヽ(>ヮ<)ノ




>かきさん (5点)
>幸せなほのぼのでした。
>個人的には椋との会話が好き。
>ゲーム本編の後には、きっとこういう日が続いているんだろうなぁ思います。
>ただ、ラストの涙はちょっと安易過ぎる気がしないでも。



かきさんは、私と見ているものが割と似ているSS書きさんだと思っています。
今回の感想でも鋭いところを突いてくれたなあ、と思いました。

>ただ、ラストの涙はちょっと安易過ぎる気がしないでも。

確かにそうですよね。朋也はそういうキャラとは、ちょっと違う気がします。




>りきおさん (2点)
>一言で言うと、あまり面白くありませんでした。
>渚アフターで風子が汐と居るのが納得いきませんし、
>SS全体としても、話の軸があるようで無い。
>登場人物が、岡崎家の3人と、杏と椋と言うのもあまり意味があるように思えませんでした。



話の方向性から、りきおさんのような読者さんがいることは予想できていたので、申し訳ないとしか言えないです。
この話は、渚と付き合った状態での風子シナリオ後なので、こういうキャラ構成になっています。




>すなふさん (4点)
> ハテナ感漂う一品というか、好きなシチュエーションで、好きな流れなんですけど、中編でしみじみのみ、というのは埋没してしまうかも。



まったくその通りです。やはりテーマがないとハテナ感はつきまとうのでしょうね。




>藤村流さん (6点)
>テンポよく読めましたが、会話文が多く必要とする地の文が足りないように感じました。
>会話文で全て説明しようとするあまり、会話文が説明ぽくなってしまった感も。
>それでいて、ある程度スムーズに話を進められる技術は凄いと思いました。



それなりに場数は踏んでいますので。




>pentiumさん (6点)
>面白く読ませていただきました。
>人数を大分使った割に偏る事無く、書かれていたので読みやすかったです。
>淡々とした感じも新鮮で良い印象を受けました。



いままでにないようなSSを書こう、というのは私が目指すところの一つですので、その感想は嬉しかったです。




>Manukeさん (1点)
>うーん、ごめんなさい。あんまり面白く感じられませんでした。
>雰囲気重視の話なのでしょうけど、もう少し何かあっても良かったのではないかと。



Manukeさんにも、りきおさんと同じ回答を返さないとならないようです。
ただ、突き詰めればこの方向性でも評価が頂けることはあるでしょうから、今後はManukeさんも満足させられるように一層頑張ります。




>雨音さん (3点)
>風子、放置プレイ……。
>ってか、なんで彼女は登場していたんだろう?
>なんか、意味あります?

>内容に関しては、とにかく描写不足。
>朋也の淡々とした一人称のおかげで、何がなにやら、状況が分からない部分が多かったです。
>また、主題に対して非常に回りくどい形で説明しているので(椋の部分なんか特に)、
>これも全体の分かりにくさを助長させていました。
>あるいは面白かったかもしれない作品、というのが現状の感想です。



む、難しいーっ。
わざとなんです、で片づけられない問題ですよね、それは。
ぐだぐだで分かりやすく……うーん、書くには全然レベルが足りなかったモヨウ。
いつかリベンジします。今度は分かって貰えるような形で。




>ふうがみことさん (4点)
> いきなり舞台がはじまったときには戸惑いました。
> 構築している空気はなかなか面白いと思うのですが、それは狙ってのものとは違う気がします。
> 決められた出番に沿って決められた台詞を吐く。それも一つの舞台のようで味はありますが、原作が積み重ねた内容を読者にただ紹介するだけでなく、このSSの中で積み上げる作者さん独自のものを見せて欲しかったです。



私がこんぺという場に出てくるときに、いつも思うことがあります。
今回も、ふうがみことさんの発言で思うことになりました。
私は基本的に、原作準拠をかなりタイトに行うタイプのSS書きです。
そして、原作に対する解釈や視点そのものをSSの素材として提出する。自分で新しい物語を1からは作らない、というスタンスです。
新しい物語を作るなら、SSでする必要はないと思っていますので。
が、確かにそれでは描ける作品の幅が狭くなりますし、ふうがみことさんのような感想を受けるのも当然だと思います。
この辺、どう折り合いを付けていくのかも今後の課題だと思いました。




以上です。感想を付けて下さった方々、ありがとうございました。