がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

[映画]トータル・フィアーズ

トム・クランシーが原作の映画。主演はベン・アフレックモーガン・フリーマン。アフレックの方に大して興味はありませんが、フリーマンはスティーヴン・キング原作の映画『ドリームキャッチャー』に出演。モンスター映画にしては結構面白かったので、一度観られることをお勧めします。
それはさておき、トータル・フィアーズの方はと言えば…
私的な感想はと言えば、あまり面白く思えませんでした。
ストーリーを重視するためか、深く突っ込まずに各シーンが淡々と進んでいきます。ただ、肝心の核爆破の場面やラストの見せ場までが緩くなってしまい、興が削がれてしまいました。
重視されたストーリーの方も、観客の裏をかいたようなものや終盤で効果を発揮するような出てくるような伏線があるわけでもなく、ごく普通に序盤から中盤、中盤から終盤、終盤から結末へと向かっていきます。
おそらくトム・クランシーは、ストーリーや心情描写で魅せるのではなく設定で魅せるタイプの作者なのでは? と思います。