がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

書くこと(3)

十分に睡眠時間をとってから、パソコンの前に陣取ってキーボードに手を伸ばします。運が悪いと、書き始めで一回詰まります。なんというか、見るも立派な大剣を持って敵の前に立ったつもりが、いつのまにか棒切れしか持っていませんでした、みたいな感じです。アイデアの泉がどんどん枯れていくのを見るしかない、というのもあります。


書き始めを乗り切ったら、がりがりかりかりと書いていきます。波が来ると一回で8キロか7キロ書けますが、そうでないとちまちまと努力していきます。


そしてここで問題になるのが、やる気です。他の人はどうか分かりませんが、私にとってはそれなりに重要だったりします。


恐ろしいのが、書いて書いて中盤あたりになってどうでも良くなること。何と言うか、先が見えてしまって書く気にもならないというような感じ。書こうという気力がある分には問題ありませんが、これが欠けると完結させるのが本当に厳しい。


波に乗りつつ、やる気の問題も解消して、最後の締めに入ると、必ず詰まります。この作品のラストとして何が噛みあうのかがなかなか分からずに、頭にハテナマークをつけたまま試行錯誤の連続となります。アイデアの尻尾を掴んだと思ったら、逃げる暇を与えずに無理矢理に書き殴って出来上がりとなります。