がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

敗者の弁(K)

何をそんなに気違いみたく騒いだのかについて。
SS書きが集まる「界隈」というのは、SS書き同士で群れた集団と、そこからあぶれた、もしくは最初からつるむ気のなかった個人のSS書きとで成り立っているわけです。そして、これは久慈光樹さんだけが、というわけでもないのですが、群れて居場所を手に入れたSS書きの一部は、個人のSS書きを馬鹿にしたり、煽ったりして楽しむ傾向にあるようです。
その結果、「界隈」を去った人、なんとしても煽ったSS書きに一矢報いてやろうと大暴れした挙げ句、全ての信頼を失って自爆した人も、私は見ています。そいつらは周りの迷惑を考えずに火の粉をまき散らして、KSLの閉鎖の発端となったりと、「界隈」に多大な損害を与えました。
KSLがなくなって、それでもSSを書きたいと思っている、個人のSS書き。彼らの一部は、他のSS書きとの繋がりを、非公認交流場で求めていて、匿名で書き込んでいる、というのが現状だと思うんですが、こんな風に書いたりこんな風に書いたりして、未だに煽っている人がいるのです。特に後者は「こんぺを、もっと言えばKeyの二次創作小説界隈を、このコミュニティを、衰退に導いているのは他でもない、参加しないで不平不満ばかりを発しているあなた方です」とまで言って断罪しようとしたのですから、自分が参加せずに「界隈」の愚痴を言っているのならば、久慈光樹さんは自家撞着との糾弾を受けても仕方がない、と思うわけです。
しかし久慈光樹さんの言い様を聞くと、匿名の方の放言がウザイから「感想の参加」はしないのであり、「最近は界隈の嫌なところが見えてきたから」精神的に参ってるんだ、という事でした。
これでは、まるで匿名の方が加害者扱いです。実際、匿名の方の一部に、ワカランさんがいることも、彼の「正当性」をより強固なものにしているという事情もあります。ですが「彼が先に匿名に対して喧嘩を売っている」事実は見逃してはなりません。
しかし、私は別に匿名の方を守ろうとか、そういう理由で喧嘩を売ったのではありません。
久慈光樹さんの攻撃が匿名の方のみに向かっている限り、喧嘩を売る理由もない。
私が喧嘩を売ったのは、彼が「界隈」に対して責任転嫁を行ったからです。
ここで注意して頂きたいのは、「界隈」とは単に非公認交流場のみを指すのではありません。もっと広い意味であり、恐らく私もその中に入っているでしょう。このことは久慈光樹さん自身も認めています。

ここでわたしが言っている「界隈」というのは非公認掲示板のみを指しているわけではありません。

彼が「界隈の嫌なところが――」と、まるでこの「界隈」に病理構造があるから、自分が弱ってるんだというような言い方をしたので、自分が弱ってるのは自分の責任でしょう? 「界隈」(その中に私も含まれているでしょう)のせいにしないで頂きたい。と書いたわけです。これが私の指摘する、久慈光樹さんの責任転嫁です。
その反論として久慈光樹さんは、上記のような、明らかに煽りと判断できる(少なくとも自身がしていると認めている)ログを残しているにもかかわらず、

あの場では一貫してコテハンで発言していた関係上、発言には十分に注意してきたつもりです

と「堂々と」書いています。
また、私への反論で

自らの思い込みと想像で、公然と他者を批難するあなたの考えが、わたしにはまったく理解できません。

と書いていながらご自分は、

わたしがオリコンに作者読者問わず参加を予定されている方々に対し、「オリコンには出すな」であるとか、「参加するな」と呼びかけたのなら、春日さんの仰るとおりでしょう。ですがわたしがいつそのような行為をしましたか? ひょっとして、久慈光樹が裏でいろいろそういうことを画策していると「想像」したのでしょうか?

と、私が一文字も書いていないような事を想像し、それを疑問系の形で非難しました。こういった文を読んだ辺りで私は苛立ち……そしておかしくなりました。
元より彼に抱いていた嫌悪に、侮蔑、憤り、そして自らへの過信が加わって、先日のような行為に出てしまったのです。
自分が否定したかった「界隈の病理」を、見事に自分自身で体現してしまったわけです。大馬鹿です。
また、後付であったことにおさまらぬものを感じますが、久慈光樹さんは「界隈」の事があくまで、個人的なSS書きとの付き合い上の問題であると明記しました。
これで、私が彼を非難できる理由は何もなくなったわけです。
以上が今回の顛末における敗者の弁、いや愚者の弁です。