がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

U-1の歴史は浅くない!(投稿者:春日)

 以前チャットでこおりさんと話したことだが、トルネコの不思議なダンジョン等を初めとする、俗に「不思議のダンジョン系」と呼ばれるゲームがある。このゲーム、一般にはチュンソフトの考案だと思われているようだが、実は結構歴史が長いのだ(下のアドレス参照)

http://homepage1.nifty.com/PC-GAMER/games/old/rogue.htm

 さて、これでもう皆さんには「そうか、やっぱり面白いシステムっていうのはそれなりに歴史の裏打ちがあるんだなあ」と思って頂けたと思う。そーゆー前提で話をする。それでは本題に入ろう。題して

Uー1には千年の歴史がある



 意外とショックだったかもしれない。題名のアホみたいなでかさも含めて。だが皆さん現実を見つめて欲しい。

 下のリンクにUー1の原型となった「篁物語」がある。この物語、実は古典の世界では非常に有名ながら誰も教科書で見たことがない! という幻の作品なのだ。
 何故か? それは偏に「やっぱりU−1の原型だから」としか言うことができない。ちょっと篁物語をかいつまんで説明すると
1.小野篁は、有名な小野小町の祖父にあたる(へー。という感じだね!)。

2.篁は、毎晩冥府に通い、「閻魔王庁で裁判を手伝っていた人物」としても知られる(オイ、なんかこの辺からきな臭くなってきてないか?)。

3.篁は閻魔に「この大臣は、正直で良い人だ。篁に免じて許してくれないか」と言う。閻魔は「篁がぜひにもと言うのならば、許してやろう」と答える。こうして良相は、生き返った(ここら辺既にU−1じゃねーか)。

4.篁は「先年、私のために弁護してくれたお礼をしただけ。決して人に話しなさるな」と言う(U−1の実力隠し?)。

http://www.lib.hiroshima-u.ac.jp/dc/kyodo/chikurinji/takamura.html

 とりあえず、ここら辺で小野篁の凄さは十分分かって頂けたと思う。だが、実はもっと凄い事実があるのだ!

 果たして、その衝撃の事実とは――!?

 次回へ、続く(ぉ