がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

ボク雪蛙3(投稿者:雪蛙さん)

頼まれていた風子文庫の第一稿が完成しました。本当は十月入る前くらいに書き終わっていようとか目論んでいましたが、見回してみると一番遅いくらいです。駄目駄目です。
しかしこれって立派な同人活動なわけです(ですよね?ね?)。まさか自身にそんな日がこようとは思っても見ませんでした。
普段チャットをしながら原稿に向かうもりたさんや木名瀬さんといった方々を憧憬やら尊敬やらの眼差しで見ておりましたが、まさかそんな機会が自身に回ってこようとは思いもせず。
しかし現実にそんな機会に恵まれて最初に来たのは困惑と不安です。書いているうちは非常に緊張していて、「普段書いているSSとは違うんだぞ」と己に言い聞かせながらキーボードを叩きました。おかげで今まで書いた中で一番長い文章になってしまいました(苦笑)。
思えばSSを書き出して数ヶ月な雪蛙が果たして本に載せるようなものを書けるのか。正直不安は尽きないばかりです。書き終わった今でもこれがそれに耐えうる文章だと信じられない。
多分、それは読み手が何かしらの反応(「面白かった」はもちろん「つまらなかった」も含め)があって初めて実感できることなんだと思います。
「読んでもらって小説は完成する」とは誰の言葉だったか忘れましたが、もしかしたら雪蛙のように気の弱い作家を指してそんな言葉が生まれたのかもしれないと思ったりしています。
自身の書いた文章が本になることに未だ実感が持てません。多分その本を手に取るまでは分からないでしょう。そして自身の書いた文章を楽しんで読む方がいらっしゃれば、ネット間漂流をしていて抱いた疑問に答えが得られるような気がします。

ちと自身の胸の裡を吐露しつつ、ではでは。