がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

DEATHNOTE(投稿者:春日)

 ここ一年くらい、割と注目している漫画です。
 デスノートという名の本に相手の名前を書くと、その相手が死ぬ、という非常にシンプルな設定ながら、毎週毎週その設定を生かした物語が展開されていて目が離せません。
 物語の紹介は、興味のある方なら検索されるでしょうから割愛するとして、ここではそのデスノートを手にしたら、誰をリストに加えるかについて考えたいと思います(ォィ


 さて、この漫画ですが、主人公は意外にも政治犯に手を下しているようには見えません。まあ、政治家のやっている、実際のところは把握できないからなぁ(ここで「政治家が賄賂を貰うのは当たり前。金権政治となった今、そうでないと上には立てないでしょう? 政治家に求められる資質は、それを外部に漏らさない手腕と、賄賂以上の国益をもたらすことだ」なんて言ったらクレームが来そうですが)。
 というわけで「キムジョンイル!」なんて安易には言えません。彼が死んだら国乱れて核発射、なんてことになりかねないですし。


 個人的に嫌いな奴。はどうでしょう? これまたちょっと危険な気がする。
 ドラえもんで、どくさいスイッチを手に入れたのび太がそれをやりましたが、結局世界中の全員を消してしまったというオチがありますし。自分もそうしないという保証はない。
 そりゃ、今は「そんなことあるはずがない」と思っていても、人間力を手に入れたら何するか分かりませんからねぇ……。


 自分の出世のために利用する。
 ……これもやはり、上と同じようなオチになりかねない気がします。上を見ればキリがありませんし、なにより「自分よりも社会的に評価されている人間が死ぬ→次は自分が評価される」なんてことあり得ますか? これも使い道ねーや。


 暗殺家業をする。
 これは割と良い案かも知れませんね。きっとその世界の頂点に立てます。
 が、私はそもそもそんな世界に手を染めたくないぞ。世間からの評価、人間関係、なんとなく行き着く先は見えている気がします。
 まあ、平凡に生きるよりはそれでもマシだと思う方もいらっしゃるかも知れませんが。


 こう考えてみると、結局デスノート手に入れても使い道ないやん! ということになります。死ぬまでの間相手を操れるので、それを利用して、全く情の湧かない相手から何か利益になるものを貰う(利益になることをしてもらう)という、副次的な使い方が関の山でしょうか?
 上手い使い方があったら、教えて下さい(笑)。