がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

今日も今日とて本紹介(投稿者:復路鵜)

うわわわわわわわっ。いつのまにか日記を五日も放置していたことに気がついていなかった復路鵜です、ごめんなさい。最近時間の概念がおかしいんです。決して私の不注意ではないんです、いや両方同じような意味じゃんという言葉はさておいて。
そんな今日はのんびりまったりと本の紹介でもしたいと思います。そんなに紹介ばかりして、ネタないのかあんたという方、正解です。
『トミーノッカーズ』スティーヴン・キング著。またキングかよという言葉は耳の中に入れません。
これ、結構キングの作品としては異色なものだと思います。この作品、ホラー色よりもSFチックなところが多かったりします。勿論感電死する男や冷蔵庫に押し潰される人とか、ホラーな表現は多々含まれているのですが。
まあSFチックと表現しても仕方が無いことかもしれません。だってこの作品、いつもは『悪』のところに正体不明の怪物が座をしめているのですが、これの場合は宇宙人という明確なものがあります。
それと他にも異色なところがありますが、それはクロスオーバーの多さ。キングは『デスぺレーション』の主要登場人物の中に『ローズ・マダー』の脇役を入り込ませたりするクロスオーバーをよく書きますが、『トミーノッカーズ』では何作品も関わってきます。
まず、『デッド・ゾーン』のジョン・スミスが話の中に出てきますし、『IT』でおなじみのデリーや幻覚としてペニーワイズも登場します。『ファイアスターター』の《店》も関わってきますし、確認はしていないのですが、『タリスマン』のリリー・キャヴァノーも出てくるそうです。ひょっとしたら他にもクロスしているものがあるかもしれません。コアなファンならば大喜びでしょうが、初心者の方にはよく分からないかもしれません。
やたら分厚かったり上下巻に分かれていたりしますが、古本屋とかで見つけたら買うことをお勧めします。立ち読みはお勧めできません。長いし。
そしてまだ『シークレットウインドウ』観ていないことに気づいたところでシメ。