がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

口ぶりについて

ここのところ流行ってるのかしらないけど、自分に『さん』つけて話すのはなんかのネタなんでしょうか? なんかやたらあちこちで見かけますけど、自己陶酔ってる感じでキモい。 ……って感じるのは自分だけですかね。 『氏』とか呼び捨て(のぼや氏等)だとどこかよそよそしい感じがするので、まだ気にならないのですが『さん』だけはマジでキモい。

同意です。あくまで私の主観ですが、話す内容に劣らず、時にはそれ以上に一人称や語尾というのは聞き手に大きな印象を与えると思うのですよね。例えば

一人称が僕
「僕は」で始まる文章は、それだけでなよっとした印象がありますよね。爽やかで、押しつけがましくない感じなのが利点ですが、「ごめんなさい」連呼するヤツ同様、責任逃れが得意技みたいな感じがしてしまうと好感は持てません。
一人称が俺
こういった日記のような場所で書くと、基本的に「俺はこう思ってんだよ! 他の連中なんて知らねーよ!」とシャウトしちゃってる印象がありますね(笑)。内容如何で凄まじい痛々しさを演出します。友達同士や学生の一人称としてはそれで許されると思いますけどね。
本題の、一人称が「自分の名前+さん」
単純に、自分を少しも客観視できないお馬鹿さんが使うという印象はあります。そうでないとしたら、なんかシニカルぶってる感じがするのが気に入らないのかも。シニカルって、社会的に認めてられない連中がする行動だと思っているんですよ。誰にも認められていないから、自分の頭の良さを自己演出している、みたいな。なんか日陰者の行動みたいで、私は好きではありません。

ただ、こういった印象も、本人のキャラクターによって随分変わってくる気がします。「この人だったら許される」というものはあると思うんですよ。
例えば、私が本当に面白い日記を書かれると思っている(アンテナに加えている)某氏は、ご自分のことを「名前+さん」と仰っていますけれど、あの方の場合は、それで全然嫌な印象を受けません。