がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

グラディエーター

ぶっちゃけて言えば金曜ロードショーでやってたのでネタになるかなーと思ったのですが、やっぱり面白かったです。敵役の名前が最後まで覚えられなかったのが残念ですが、それ以外は非常に高レベルのものと言えます。賞を受賞するだけのことはありますね。

ストーリー的には十本見れば一本ぐらい似たものが見つかるだろうというぐらいありふれたようなものに思えますが、そういうのを押しのけて役者さんの演技、撮影手法、言い回しが見事でした。中盤の仲間のグラディエーター達とともに複数の戦車と戦い抜いたシーンは、かなり手に汗握ります。

私的にはタイトルに名づけるほど剣闘士していたかなあと思えば不思議ですが、剣闘士として物語を進めていくからこそ意義があるのでしょう、きっと、多分。

ネタバレですが一番悲惨に感じたのは、皇帝だったのに親衛隊にまでほったらかしにされ(彼らは主人公が運ばれていくのを見送ってます)、寂しく一人死んだまんまの敵役の方だと思います。