がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

買った本の感想(1)(復)

コミケに行き、本を買ってきました。一通りそれらを読み終えましたが、しかし満足して戸棚に放り込んでも寂しいものがあります。それならば、他にも有用に役立てられる術を考え、それを実行するべきです。
ということで、本の感想を書きたいと思います。丁度ネタ無かったし
極力ネタバレは避けます。
ちなみに名前脇のサークルさんのところをクリックすると、そこのHPに飛べます。合同誌の場合、主催さんのサークルさんで。










・『八雲一家物語 橙』(えださんち
読んだ後、ちぇーん! と思わず叫びたくなります。というか橙の可愛さから始まって橙の可愛さに終わる本です。普通ここまでデフォルメされると受け入れられる確率の方が少なそうですが、作者の江田さんは上手く考えているのだなあ、と思います。
あと、一番驚いたのはオチでなく文末でした。続くんですか……


・『新潟県民的東方萃夏祭』(TKR.Net-Works 電子情報網
新潟の東方サークルの皆さんが力を合わせて作り上げた本であり、新潟県民の私にとっては本の概要をして非常に喜ばしいものとなっております。出来は………中の上あたり? 留吉さんの漫画は面白かったけれど、羅々さんの漫画は微妙でした。鷹の嘴長すぎ。そもそもこれは鷹か? コンドルか?


・『古き良き東の最果て』(ウリウリラボラトリィ
漫画そのものの出来は悪くは無いけれど、どっちかと言えば普通な感じ。むしろ、他の人と比べれば画力は低い方かも。
それを補って余りあるその雰囲気。
全体に漂っているものが、他の本と一線を画しています。
名品。


・『Magical☆Magica』(ているこんちぇると(仮)チキンナイフ
らぶこめ調のものが二本。ただ、こういうものはジャンルとしては受け入れやすいものなので、皆が描く。だから供給が多くなり、良い作品もありふれたものになってしまう。
面白いには面白いのですけど、構図としてはちょっと食傷気味でした。


・『We are Prismriver』(みょふ〜会
あー、うー、なんだか祭りに乗り遅れて、中盤からクライマックスに向かってしまい、最後の一本締めまで遠くの方から見るしかなかった、そんな感じ。どうにも本の感じに同調できませんでした。なので悲しいシーンもカタルシスが入ったクライマックスも、「へーそうか」ぐらいで終わってしまいました。
本自体は悪いものではないと思うので、多分読む人を選ぶものなんだなと思います。


・『東方七星剣』(東方七星剣
東方創造話での天馬流星さんやはね〜〜さん等の素晴らしいSS作家さんや素晴らしい絵描きさんが力を合わせて作り出したSS本。色々と誤作動とか目が当てられない所とかありますが、そこは目をつぶります。
個人的に一番好きな話が、Barragejunkyさんの『Twilight is radiant with happiness!』です。魔理沙とか香霖堂ルーミアの面々がとても素敵。



流石に一回では終わらせられませんので、続きます。