がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

トゥルー・クライム 〜ニューヨークシティ〜

まずはトゥルークライムの方ですが、これは75点でした。
グラフィックA
ゲームシステムA
ストーリーB
キャラクターC
というぐあいでした。
グラフィックは非常に優良、ムービーや実際のプレイでもキャラ達が良く描かれており、マップ自体も広いため飽きることなくニューヨークという街を楽しむことができます。ちなみに私は広すぎて走破できませんでした。
システムではケースセレクトによる一回通過したシーンを再プレイできたり、車に乗っている際にかかる音楽をメニュー画面で好きに試聴できたりと、GTA系列と比べてもかなり優れています。名曲ぞろいかどうかは置いておいて。
ストーリーは良くてアクション映画、悪く言えばどこにでもありそうな平々凡々としたものでした。最後にどんでん返しもあるのですが、ただ驚くのではなくへえそうですか、ぐらいの感慨しか受けることができませんでした。ついでにバッドエンドグッドエンドの二つがあるのですが、私はバッドエンドのほうが好み。むしろそっちの方が面白いです(え
キャラクターは……残念なことに薄いです。アクション映画という概念に則っているせいか、悪役や脇役も「それっぽい」キャラクターしか出てきません。GTAのように狂った濃いのが欲しい人にはちょっと薄味です。
他にも字幕に明らかな間違いがある所、ミッションの中での製作者側の大きなミスなど、詰めの甘さが目立ちます。せめてこう言った修正可能なものは直してほしいものです。けれども、各ミッションの作りこみ具合、街の細部に至るまでの完成度、武器や車の多彩さ、演出の良さはそれらの悪所を上回るものがありました。個人的にこのゲームは「GTAなどのゲームにハマりたい人のための登竜門」のようなものだと思っていますが、他の人はどう考えるか気になる所です。
ついでに現在進行度は81%、カーレースがラウンド1のまま放置してある以外はほぼ埋めたので、こつこつと車を買い込みたい所です。でもチートで簡単に決勝までいけるらしいんで、そこらへんどうしよう。