あらすじ：大手クレジットカード会社に勤める藤崎翔は、会社の大規模なリストラ計画に乗じて会社を辞職。そして彼はかつての上司や同期らと共に会社を立ち上げることを決意するようになる。
さっぱりとした小説だったのですが、さっぱりしすぎていてあまり心に残るものがありませんでした。作者はもともと金融業界に属していてそこからベンチャーに入ったり作家に転進したりと様々な世界を体験しているので、そこらへんを存分に発揮したリアリティ溢れる経済小説を見せてくれるのかと思っていたら、意外とそうでもありません。
それなりに会社についての洞察や経財小説ならではの面白みはあったかと思いますが、他と一線を画すほどのオリジナリティは見られませんでした。また、キャラクターの個性がかなりとってつけたようなものというのも個人的に好きではありません。使い捨てキャラもいますし（小説は登場人物全員を余すところなく使い込むものだと思っていますので、ぽっと出のキャラはあまり好きではないのです）。
さっくりと経財小説を読みたい方や、起業にあたってテンションをぎゅんぎゅん上昇させたい方にはおすすめ。他の方はあまり得るものがないかもしれません。
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web拍手のお返事。
＞冬コミC75の日はねちょSSもドキドキ ttp://narumiya.xii.jp/wp/
なんというエロさ……素人が見たらすぐに鼻血を出すこと間違い無し。
ということでリンク先は１８禁です。ネチョとかネチョとかネチョとか。
