がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

Stories4の感想


それじゃバイバイ さん
 え、影さんてあの影さん?
 ごそごそ・・・(HPを確認する音)・・・!!!
 あ、あの影さんでしたっ。お久しぶりです。
 というわけで早速感想をば(いそいそ)。
 >その時、北川の妙にタイミングの合った答えに俺は少し驚いてしまった。
 やっぱりこのシーンの時も声に出てたんですね(笑)。このSS、地味に祐一が素直で、凄くイイヤツでした。この祐一になら安心して名雪を任せられる……と思いきや
 >「水瀬やあゆちゃんと一緒の大学は?」
 >「却下。あゆは大学に行かないだろうし、名雪の行くのは体育会系だ。俺には無理だ」
 ちょっと祐一サン、何で「水瀬とあゆは?」と訊かれてあゆから先に説明しはじめますかっ。イイヤツだけどやっぱり優柔不断だw
 落ちも綺麗にまとまったと思います。タイトルで「それじゃバイバイ」、オチで『また会う日まで!』というのは、グッと来ますね。


送り火 フクロウさん
 どーしてもHNといい作風といい、復路鵜さんと比較してしまうわけですが(笑)。
 ていうか出だしまでそっくりですね(笑)。向こうは「縊死」こちらは「舞が死んだ」。
 この文章の意図をはっきりとは掴みかねるのですが、別離・あるいはすれ違いを意図しているように思えます。
 本物の舞と本物の祐一とは一緒にいることが許されず、二人がひとつになってはいけないことのメタファーを感じました。


春にして君を想い 仮面の男さん
 正直に言っちゃうと、これ、冒頭でオチが読めちゃうわけです。
 妊娠の可能性もありましたが途中で否定する情報が与えられますし。
 で、祐一の上司とか美汐とかの反応が笑えるわけです。妹の力が足りてないなぁ、と(笑)。
 その辺まで意図的にやってるとするなら、流石です。わからない読者には最後までわからなくて、美汐とかの誘導に引っかかってしまう可能性もありますので、こうした、読者にある種の選別をかける姿勢に、仮面の男さんらしい、読者に対するちょっとした挑戦というか、計算が窺えますね。久々に仮面の男さんのSSを読んだなあ、という気分です。
 最後、真琴の変化はあゆのおかげかなと思わせるような表現があったのは特筆ものに上手い表現だと思いました。


夢の終わりのそのあとに 夜羽さん
 素晴らしい景色を見ると不意に目を瞑りたくなってしまうように、素晴らしいSSを読むと口を閉ざしたくなってしまうんですよね。
 夜羽さんは知った直後の評価はあんまり高くなかったんですが、crystal clear以降、もの凄い勢いで評価が高くなっていき、今では私的殿堂入り作家の一人です。おのれー。
 まあそれでも何かしらコメントしてみると。えーw
 タイトルからちょっと、第2回かのんこんぺの隠れた名作「夢の終わりにもう一度」を思い出しました。
 あまりに雰囲気がKanon過ぎて、最後の行で「……という夢を見たんだ」とか書かれそうでビクビクしました。
 こんなとこでw
 いやホント評価はメチャ高いんだってばさ。今回私が神認定したこのSS以外のSS「ひとりぼっちの雪うさぎ」「惑いて帰れ、楽園へ」「あの空の下で」「ネージュラパン」への感想も実は中身にあんまり触れてないでしょ。
 好きすぎてどこ褒めりゃいいのかわかんねー。
 まあまた何かの機会にKanonSS読ませてください。まだ知らないSSがあると言って、僕は読み続けた……なんてねっ。


はじめてのプール くろGさん
 夜羽さんの次のSSにこのSSがあるのはもはや編集の悪意にしか思えないんですが(笑)。
 似たようなSSを近くに配置してるみたいですね。どうやら。
 くろGさんもじゅーぶん夜羽さんに対抗できるくらい素晴らしいSS書きだと思ってますが、今回は手を抜きすぎw
 意外とあゆSSが少なかったので、ガチで書いて良かったと思うんだけどなあ。
 感想お終い(笑)。


カノンライダーディケイド さん
 仮面ライダーディケイドリトバスもリライトも知らないんです。
 というわけで評価不可能。
 なんかさっきからまともに感想書いてない気がするけど、別に感想書くのに飽きたわけじゃないんです。ホントダヨ?
 ディディディディケイドッ! ってのは妙に耳に残る表現でした。顎祐一の声で再生された。