マテリアル・パズル

以前春日さんが漫画を紹介されていたので、私も紹介します。私、ＤＡＩとクロトンが大好きな漫画、それがマテリアル・パズル（ガンガンコミックス／作者・土塚理弘）です。
あらすじを書いた方がいいんでしょうけど、ぶっちゃけ凄く長くなりましたので愛割。マテリアルパズルって魔法を使う魔法使いが、片方は存在を司る力を大地に返すため、片方はそれを奪うために戦うお話って思ってくれればいいです。
ストーリーはそんな感じ。ただ、この漫画の魔法は一人一つなので、新キャラが出てくるたびに次はどんな魔法を使うのかと楽しみになります。Fateみたいに。
キャラクターもしっかりしてます。主人公は一つの器に三つの魂を詰め込んだ三人、アクア、ティトォ、プリセラです。彼らは上手く言えないんですけど、引きつけるものがあります。脇をミカゼという少年漫画らしい少年や、リュシカという天然娘などが固め、どのキャラもいい味出してます。時にはバトルで燃えさせて、時にはギャグで笑わせてと、キャラクターは魅力たっぷりです。ちなみに私はリュシカに萌えてます。
お世辞にも綺麗とは言えない絵柄ではありますが、それで投げるにはもったいなさ過ぎる漫画。迫力のあるバトルはあの手この手の練り込みで、燃えること必死。魔法の設定を生かした斬新な効果を見せてくれます。時折挟まれる秀逸なギャグも笑いをくれて、いいクッションになってくれていて飽きません。謎が多くて、敵味方の組織図、世界の謎、キャラクターに秘められた秘密、それらが時にはあっさりとわかったりしちゃうのもこの漫画の魅力です。未だ明かされていない謎や今後の展開を想像したり、誰かと語ってみたり、そういう楽しみ肩もオススメできるところです。
まあ要するに、オススメですよ、ということで。面白いんで読んでみてね、ということです。一巻はどちらかというと世界設定の説明、物語の導入的なものなので、二巻まで読んでみて下さい。そうしたらおもしろさが解ると思います。