がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

幸せ

 突然ですが、次の四つのうちどの人が幸せだと思いますか?

1,他人に善意を以て接し、他人から善意を以て接せられる人。
2,他人に善意を以て接し、他人から悪意を以て接せられる人。
3,他人に悪意を以て接し、他人から善意を以て接せられる人。
4,他人に悪意を以て接し、他人から悪意を以て接せられる人。


 勿論1が一番幸せだ。と思う方が多いでしょう。では二番目に幸せなのはどれだと思いますか?
 3? 私は4だと思います。



 こんなことを書いても何になるというわけでもないのですが、もし読んでくださった方が何かを感じられたらと思います。
 サイトとは、元々そういうものだと考えていますので。




今日のあさぺーぱー





意外な訪問者








(※このSSは「ルート制限なし。戦争が終わって一年後の冬木の町。士郎たちの卒業式に現れたのは意外な人物で……」 の続きを30分以内で描け。というお題に対して書かれたものです)

………………………………ざっ





「お、お前は死んだ筈ではっ」



 現れたのは黒い服に身を包んだ強面の男――葛木宗一郎だった。



「ふむ、これが今年の卒業式か」



 彼はゆっくりと俺に歩み寄る。



 足が動かない



「――何度も参加し、また私自身もこの儀式を経てきたわけだが」



 馬鹿な、ここは人混みの中だぞ、遠坂だって居る。



 なのにこの恐怖は何だ、動け足、うごけうごけうごけうごけうごけうごけうごけ。



 うごけうごけうごけうごけうごけうごけうごけうごけうごけ



「やはり、何の感慨も浮かばないな」



 ざしゅっ。俺は最期に、自分の胸に風穴が空く音を聴いていた……。





                                 DEADEND



〜タイガー道場〜



「さて、今回はタイガー道場SS出張編よ」

「……」

「あれ、イリヤちゃん、なんで黙っているの」

「いくらなんでも、これは無理矢理過ぎるんじゃあ……」

「何言ってるの。Fateに理不尽でないENDなんてあったかな? 弟子一号」

「制作者でもないのにそういうことをスッパリ言い切る辺りが素敵でありますししょー」

「つまり、これはFateで理不尽な死を迎えまくったイタミを伝えるSSなのね」

「ちなみに葛木が生きていた理由は何でありますか?ししょー」

「何言ってるの。このゲームのキャラがアーチャーに胸を切られたくらいで死ぬわけないじゃない」

「無茶苦茶でありますね」

「じゃあ、もう時間だから」

「はやっ」

「今回は出張編ということで、ロシアでの撮影となります」

「状況描写もなしに読者がわかるわけないです」





  バンッ







(おしまい)