がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

ガタケット81

先日の日曜日、こんなイベントに行ってきました。その名の通り、新潟版コミケット。なのでガタケ。まんますぎるだろう非常に分かりやすいネーミングです。
東京から帰ってきたばっかなので今回は見送ろうかと思ってましたが、ふと気付いたら遠出の準備をしていたというこの体たらく。多分病気か何かだと思うので誰か治療してください。
今回は途中で死にそうになることもなく、普通に会場に到着。先頭の人は一体何時に来ているんだ?と疑問に思いながら列に並び、十時半にガタケットは開始されました。
最初の二十分辺りですぐに混みあう委託コーナーへと向かい、まさにハゲタカのような人込みをかきわけ、がっつり東方のCDとか本を購入。不思議と買ってからちょっと悲しくなりました。
その後も適当にふらつきながら挨拶をしたり、本を買ったり、軽く読ませてもらいながら過ごしました。のんびり。
そのうち暇になってきたので買った本を読んでいたら、あるサークルさんの新刊にこう書いてありました。
『今回をもって無期限休止とさせていただきます』
無期限休止。
その言葉を目にした途端、ああ、やっぱりそうなったんだなあ、と思いました。
いずれのサークルさんも、仕事もしくは学業の片手間に活動を行い、当然そんなに多めに時間をとることはできません。むしろ活動のせいで日常に支障をきたすこともあり、そうなれば当然同人の活動は自粛しなければなりません。幾らやる気があったとしても、どこのサークルさんも、解散又は休止とは、それほど縁遠いものというわけではないのでしょう。
そうして、そのサークルさんも休止の憂き目となりました。仕方の無いこととは言え、もう挨拶したりすることが無いのだなあと思うと、寂しくなるものです。本の感想を述べて感謝され、注意点を教えて参考にしてもらったり、新刊を取り置いてもらったり、スケブに絵を描いてもらったりもしました。顔なじみみたいなものでした。殆ど常連のようなものだったので、居ることが当然のように思えていました。
色々と考えたり、何を言うべきか唸りながら思い浮かべたりもしましたが、やはりこう言うのが一番なのでしょう。
『おつかれさまでした』と。
ちなみに、閉場時間までまったりしたあとは坂田さんの挨拶を聞いて帰りました。帰ってお金の数を数えていたら、なんかおかしいぐらいの金額が消えていました。即売会マジックだと思いました。