がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

SCARFACE

主演:アル・パチーノ、スティーブン・バウアー、他。
監督:ブライアン・デ・パルマ
1983年制作。


75点。
知り合いから「GTAバイスみたいな映画なので見てみたほうがいいですよー」と薦められて見てみたら、マジでその通りでした。というか、GTAバイスはこの映画をモチーフにして作られたと言われていますが。
それにしても、音楽や舞台設定があまりにも酷似しているのは笑うしかありません。ギャング幹部から依頼を受けるシーンなんて、まんまゲームとそっくりですしね。
ストーリーとしては、「血まみれのアメリカンドリーム」という言葉がよく似合います。170分というかなり長めな作品ですが、アル・パチーノが良く演じてくれたために大して飽きは来ません。
一文無しから始めた夢の国、アメリカでの生活。抗争と殺戮、裏切りの果てにギャングのドンにまで上り詰めた男を迎えた結末とは………?
個人的には、他のクズと俺とは違うんだ、とアル・パチーノが必死で足掻こうとする終盤のシーンが好きです。ネタバレのために詳しくは書けませんが、おそらくあそこでやめなければ彼の中では最後の一線を越えてしまっていたのだろう、と思います。
ギャング映画が好きな方、またGTAバイスをプレイしたことがある方は是非見られることを薦めます。
ちなみにこの映画、F言葉が非常にたくさん使われており、なんか36秒に一回使用されているということであり、この記録は未だに抜かれていません。色んな意味ですごいなこの映画。