がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

2012-01-01から1年間の記事一覧

巌窟王、2004

第二回目の今回、第三話と第四話をレビューします。DVDの伯爵は非常に格好良いんですが、アルベールが冴えないのはなんでなんでしょうね、呪いでしょうか。 第三幕『5/22、嵐』:宇宙から、月から、舞い降りる。 ルナで伯爵と別れて数ヶ月、パリへ戻ったアル…

巌窟王その二(復)

常に伯爵のように気高くありたいものですが、家の戸が雪の重みでちょっと開かなくなる現在、その夢は遥か遠くに。

巌窟王、2004

今回から2004年、GONZOさん作品の『巌窟王』をレビューしてみようかと。全部で十二回の予定になっております。 第一幕『旅の終わりに僕らは出会う』:月面から、物語は始まる。 時代は未来、場所はルナ。若さに溢れながら、同時に豪奢な生活に飽きを覚えてい…

巌窟王その一(復)

蕎麦に目覚めたり、うどんに目覚めたり、やっぱり蕎麦が目覚めなかったりと、忙しないのです。

神林長平『戦闘妖精・雪風』ハヤカワ文庫、1984

:恐ろしく緻密で頑なな、機械と人が織り成す作品。 ある日地球に出現した異性体ジャムとの戦いにより、人類はフェアリィ星を発見、そこでジャムに対抗するための前哨基地をフェアリィ星に設営し、電子頭脳を取り入れた戦闘機シルフィードが配備される。主人…

神林長平『戦闘妖精・雪風』(復)

今年に入って、五回ぐらい滑りました。

舞城王太郎『NECK』講談社文庫、2010

今回で終了でした。全四作ですね。『the third』:同名の映画原作! ということもあってか、良くも悪くも映画を意識してるなあ、という感想でした。または甘酸っぱいあまあま青春ドラマを作ろうとして、なんか熟してない渋柿が混じりこんでいて苦ッ!! 収録…

舞城王太郎『NECK』その四(復)

一月は半ば過ぎましたが、道路が汚いのです。あとカレーっておいしいですよね。

舞城王太郎『NECK』講談社文庫、2010

再び続き。今回は『the second』です。次で終わる予定。【the second】:山中にキャンプしに来た六人の男女に襲いかかる、不条理と悪意の出来事。 舞城王太郎さんの作品は、キャラクターらが基本的にスターシステムのようですので(奈津川関係や水星Cなどの…

舞城王太郎『NECK』その三(復)

辰年の龍年のドラゴンという今年ですが、相変わらず雪が降っています。