がらくたマガジン

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本の感想『ライ麦畑でつかまえて』(復)

作者:J.D.サリンジャー
訳者:野崎 孝


内容は面白かったです。文章表現とか、暗喩っぽいものとかそういうのをひっくるめて楽しめました。あとがき代わりに解説がついているので、作品全体の意味もなんとなく分かりました。
しかし、訳がヘボすぎました………
細かいというか、意味の通じ方が微妙な箇所が大部分。リズムを崩されることも多いです。主人公が『なんか』って言いすぎだと思います。
点数としては65点。
ついでですが、今日本屋で別訳版の『キャッチャー・イン・ザ・ライ』の方を見かけました。やはりこっちの方が面白い……