がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

TAXI〓

何考えてんだこの映画作った監督(褒め言葉)ちなみに他に監督している作品は1999年『ジャンヌ・ダルク』、1994年『レオン』です。ここまで極端な作品を作れるというのが無茶というか凄いというか。
というか、前座にシルベスター・スタローンを出すのはこの人ぐらいではないでしょうか? ギャラ幾ら払ったんだろうとついつい思ってしまいます。
個人的に最も笑えたシーンが、勤務一日目の無免許警官に運転させて強盗団の車を追跡していた署長の車が、民家の壁をぶち破った挙げ句プールの中に突っ込んでしまったところでした。ツッコミを入れたくても入れるべきところが多すぎて入れられない、という典型的な一場面です。
あと、キウさんの立ち位置は少しばかり分かりやすすぎるように思えます。あそこぐらい分かりやすいからこそ笑えるのかもしれませんが、ちょっと考えればすぐにピンとくるというのはどうかと。
この映画はテレビ放映版とDVD版の二つを鑑賞しましたが、どちらかといったらテレビ版の方が訳などが分かりやすかったように思えます。ダニエルの声優さんも大塚明夫さんに変わってますし。
色々と感想というか隙間に指を突っ込むようなことを言いましたが、やっぱり良い映画だと思います。様々な突っ込みどころを無視して展開されていく不思議なまったりタクシードライブツアー、意外に居心地が良い物です。