がらくたマガジン

小説を書いたり、読んだり、勉強したりするブログです。執筆者紹介  (復)=復路鵜執筆  (K)=春日 姫宮執筆

ガタケット83 前編


朝の六時に起床し、原因不明の頭痛とか気分の悪さに頭の中をボコボコにされつつも、なんとか七時半に家を出発。太陽にじりじりと焼かれながら朱鷺メッセには八時半ごろ到着しました。いつものように汗をだらだらと流しながら、何かの苦行か修行のようにふらふらと歩きながら。


そして並ぼうと思っていたら、色んな人がてんでばらばらになって座ったりしていました。奥の方や前の方にグループを作ったり個人で座っていたり。スタッフの方の姿も見えません。仕方ないので適当な所に座っていました。この調子ならば先頭は頂きだぜ花映塚は買ったも同然だぜははんとか思いながら、まったりとしていました。


後に念のためにトイレにいっておいたら、その間に入り口までの行列が出来ていました。行列が出来れば並ぶのが人の性であり、既に結構な数の人が並んでいたことから、そこがサークルさんの入り口なのか一般用の入り口なのかも分からずに並ぶことにしました。結構先頭まで列が出来てしまいましたが、まだ大丈夫に違いないと考えることにしました。冷や汗が出てきましたが。


並んでいるうちに向かいの方にも続々と列が発生し、どこから入るのか、そもそも入り口一つしか無さそうなのにこの調子で入場できるのかと思っているうちに、向かいの列の人がぞろぞろと入っていきました。カタログを持っている人と持っていない人に最初は別れていましたが、いつのまにかカタログ所持組はサークル参加の人とごたまぜになっていました(ガタケットではカタログを持っていないと入場できないシステムとなっています)。何だこれ。


九時半ごろになり、とうとうカタログが一斉発売されました。まさしくわかめの如き人の波に飲まれながらも懸命にカタログを購入し、さてどこに並ぶのかと思っていたら。


『カタログを購入された方は奥にいるカタログを持った一般参加の後ろに並んでくださーい』拡声器で増幅されたスタッフさんの声が聞こえてきました。


まさかと思って奥に目をやれば。
そこにはズラーとドミノよろしく立ち並ぶ人々の姿が。
優に百人は越してしまいそうな数でした。


どうなる花映塚