アルエムさん (10点)
ほのぼのの中にシリアスを巧くちりばめているというか……巧い言葉が見つけられないのですけど、とてもよかったです。面白かったです。
重いテーマを、重くなりすぎないように意識して描きました。満点ありがとうございます。
竹仙人さん (5点)
取り扱ったトピックの重さの割には掘り下げが浅く文章がポップで、序盤で見立てたよりもずっと波風立たずに事態が収束してしまったりと、個人的には肩透かしを喰らいました。
「小さな風呂敷をそれなりに綺麗にたたんでみました」、という印象です。
確かにこれ、むしろ中編向きのネタと言えましたね。本当のところを言うと、途中で容量が足りないことに気が付いて路線変更してます。
ただ、私が好きな重苦しい方向で行ったとすると、ここまで評価が頂けたかはまた微妙かも知れません。
Foolisさん (7点)
ってデスノートかよ!
キャラ名がなんか変だなぁとおもっていたら(汗
話の内容としても面白かったです。
ネグレクトって今も問題ですしね…。
汐ちゃんの状況についてよくかけていたかと。
それに朋也に文句たれる杏もらしいですしね。
多分、私が作者だと見破られているのだと思います(笑)。
虐待の実態については多少調べました。……その、ひぐらしとかで!(ぉぃ
あまねさん (8点)
マリみての小ネタがあったのは◎。
……って、それは別にどうでもいいのですが(笑
幼稚園の描写が予想以上にしっかりしていたのは良かったです。
「今日も一日頑張ります」という挨拶といい内申書の表記といい。
よく考えて書いてるなぁっていうのが伝わってきました。
ただ、その辺りの現実に根をはった設定に対して、お話の方は少々……。
後半部分の展開はかなりスキップモードが酷かったように思います。
また、
>「今日の夜、一時間だけ汐ちゃんを貸してくれませんか?」
という台詞には疑問が。
「汐を」貸してほしいという表現を使うものでしょうか?
「汐の時間を」貸して欲しい、なら分かるのですが、
この表現では、杏が子供を物の様に考えているように感じられ、違和感が残りました。
今回もバレましたか(笑)。次回は分からないように仕込んでみます。そして雨音さんが気が付かなかったら勝利宣言ということで(笑)。
>「今日の夜、一時間だけ汐ちゃんを貸してくれませんか?」
私は普通に使います。この辺は意識してなかったので、指摘を受けてちょっとビックリ。
穂波さん (7点)
ほのぼの。あえて朋也を絡めて恋愛に持ち込まないところが、良かったです。
本当はラストで朋也を登場させる、というのも考えていました。実現できなかったのはもちろん容量の問題なのですが。
杏は、朋也とこれくらいの距離が似合っているなあ、なんて思っていたり(笑)。
まてつやさん (5点)
タイトルが好き。
お気づきと思いますが、『藤林杏』とかけています(笑)。中身でも小ネタを仕込んでみました。
藤村流さん (5点)
続きが気になります。
問題が解決するのは朋也が復活してからなのでしょうが、この場はこの場で収めてほしかったような気もします。
汐が友達になる、という流れが少し強引に感じてしまいました。
本文にもある通り、汐が友達を作れればそれでひとまず安心、という話でした。
強引になってしまったのはその通りで、やはり短編向きのネタでなかったことを痛感しています。
りきおさん (7点)
文中の椋と杏との会話で、椋が敬語を使っていたことに違和感を覚えました。
でも汐と杏、有紀寧の使い方は上手かったです。
杏視点で、杏が生き生きとしていたのが凄く良かったし、すっと読めました。
椋の言葉遣いは、実は一番逃げてしまったところなので、指摘されると痛いです。
彼女と杏との個人的な関係は原作では殆ど描かれていません。そこを補完できるほどには詰められていませんでした。
有紀寧と汐の二人は、両方とも家庭に問題を抱えています。この二人を多少絡ませられないかと考えて彼女はこういう使い方をしました。
受け入れられたようで、嬉しく思っています。
Manukeさん (10点)
これはしっかりとした物語ですね。
シリアスな内容ですが必要以上に暗くはならず、原作のイメージを損なうことなく補完されているのはお見事です。
汐が少々大人び過ぎているような気もしますが、ゲームでもその傾向がありますから問題なし、かな?
自作の良い部分を汲み取って頂けたようです。満点ありがとうございます。
個人的に、尊敬するManukeさんから頂けたのはかなり大きいです(笑)。
VALさん (6点)
惜しい感じです。
話自体は良かったと思うんですが、汐の口調・性格、ともに何か違和感が。
個人的には、汐はこれくらい大人びている印象がありました。
父である朋也にもあんなですので、幼稚園ではボタン以外に気を許さないくらいではないか……と、こうやって妄想を広げてしまうのがSSの醍醐味ですよね(苦笑)。
かきさん (7点)
若干大人びた汐が可愛すぎ。
やっぱり杏はいいなぁ。恋人がいない状況とか失恋とか、報われない形でこそ光りますね。可哀想な話ですが。
スムーズに読み進んでいけて、読後感もいい。素敵なお話でした。
ただ、個人的には最後の一文をもうちょっと凝らして欲しかったです。すっきりと終わる分にはいいんですが、何となく、その分印象に残りにくくなってしまったような気がします。
全く同感です(笑)4行目も含めて。
綺麗に終わらせることはできましたが、なんていうか、パンチが弱かったですね。もっと工夫の余地があったところだと思います。
☆さん (10点)
あくまでも杏の話でありながら、少しだけ原作クラナドの世界観を補完しているのに好感が持てました。
構成も綺麗に作られていて、非常にスラスラと読めましたし、キャラにも違和感を感じる事がなかったのでもう文句なしです。
CLANNADはKanonとは異なり、まだまだ補完の余地がある部分が残っていると思います。
そこを発掘するのもSS書きの醍醐味ですよね。
それではみなさん、感想ありがとうございました。次は萌のみで会いましょう。萌のみに参加されない方は、おねこん辺りで。